小児歯科
ヨコミネ式教育法を取り入れた、ヨコミネ式歯科治療!
院長の鶴井です!
ヨコミネ式教育法は、私の子供が通っている幼稚園で行っている教育法です。幼稚園の教育方法に非常に感銘を受け、歯科治療に応用するようなりました。
すると、歯医者さんが初めての子でも、今まで他院で手がつけられないと言われた子でも、治療を受けることができるようになり、お子様がとても成長するようになりました。
ヨコミネ式教育法とは?
ヨコミネ式教育法は、「すべての子供が天才である」という考え方です。
できることはおもしろい。おもしろいから練習する、練習すると上手になる。上手になると楽しい。そして次の段階へ行きたくなるという気持ちを大切に教育していきます。
また、ヨコミネ式教育法によると、『子供のをやる気にさせる4つのスイッチ』があるそうです。
子供は競争したがる
子供は真似をしたがる
子供はちょっとだけ難しいことをしたがる
子供は認められたがる
これらの考えを元に、『歯医者さんに行くのが楽しくなる法則』を考え、ヨコミネ式歯科治療を実践しています!
『歯医者さんに行くのが楽しくなる法則』とは?
当院では、ヨコミネ式歯科治療ということで、下記のことを実践しています。これらを通して、本当に多くの子供達が「歯医者さん大好き!」と言ってくれるようになりました。
①ちょっとだけ難しいこと(治療)ができる
歯医者さんが初めての子、苦手な子は、まずは椅子に座る・お口を開ける・・・といったように、その子に合わせて小さなステップをつくり、歯科治療に対して少しずつ慣れていくことから始めます。
無理やり治療を行わず、少しずつできるようにサポートします。
②できたら褒める
小さなステップだとしても、新しいことができたら常に褒めます。褒めると「やればできるんだ!」という自信がつきます。それは、表情や態度からも伝わってきます。
そして、自信がつくので、次のステップのちょっと難しいステップまでチャレンジしてくれるようになります。
自信が深まってくると、もう「歯のちりょうなんか、全然こわくないよ!」という風に成長してくるのです。
③さらに難しい治療ができる
自信がついてきたら、いよいよ口の中を診せてもらいます。ただ、まだいきなり歯を削ったりはしません。
まずは、唾液を吸う器具を「歯医者さんの掃除機だよ!」と教えてあげ、自分で口に持ってきてもらって慣れてもらいます。そして、少しずつ口の中を触らせてもらい、処置を進めていきます。
④できることが楽しくなる
ここまでのステップを繰り返すと、治療を行うことが楽しくなってくるお子様が多くなります。
子供は、できることが増えたり、ちょっと難しいことをクリアしたりすることが本当に好きなんだということを実感します。
また、多くの親御さんが、お子様の成長する姿を見て驚かれます。
⑤歯医者さんのことが大好きになる
治療が終わる頃には、すっかり笑顔になります。治療を頑張った子には、消しゴムのプレゼントもあります。毎回の治療を頑張るモチベーションにもなっているようです。
お子様にも定期検診をおすすめしていますが、もう歯医者さんに無理矢理連れてこなくてはいけないという苦労はなくなっていることでしょう。
子供の頃に通う歯医者さんが人生を左右する!?
大人の方でも歯科医院が苦手な方が多いと思います。その大きな理由として、お子様のころの嫌な思い出があります。
歯科医院というのは、多くの人が幼い時期に出会うものですが、その時の印象がその後の人生を大きく変えてしまうと言ってもよいでしょう。
子供の頃に「歯医者さんは恐いところ」というイメージがついてしまえば、大人になってからも歯科医院にはなかなか足を運びづらくなってしまいます。そうすると、どんどん歯を守ることは難しくなっていくのです。その結果、将来、歯を失ってしまう大きな要因となってしまうのです。
そうならないように、お子様が『通うのが楽しくなる歯医者さん』を目指しているのです。
健康な永久歯のためにも、早くから歯医者さんに通おう!
小児歯科とはただお子様の虫歯を治すだけではありません。
『虫歯にならないための予防に努め、最終的にはきれいな永久歯を正しい位置に萌出させ、健康なお口の状態に育てること』を目標にしています。
よく、「乳歯はどうせ生えかわるから、むし歯になっても放っておいて大丈夫でしょ」と考えているお母様がいらっしゃいます。
しかし、これは大きな間違いです。この頃のむし歯をしっかり治さないと、丈夫な永久歯は生えてこないのです。また、永久歯が生えてきてからの歯並びにも大きく影響します。お子様の頃から、しっかりと歯を治すことはとても重要なことなのです。
しかも、乳歯は永久歯に比べてむし歯になりやすいのです。それにはいくつか理由があります。
●一人で上手に歯磨きができないため、歯垢がたまりやすい。
●乳歯は食べカスがたまりやすく、しかもお子様の好む食べ物には粘着性があるため、虫歯菌が酸をつくりやすい。
●乳歯は永久歯に比べ、エナメル質も象牙質も半分の厚さしかない。また再石灰化の力も弱い。
また乳歯には下記のような特徴もあります。
①乳歯は弱い歯です
永久歯は一生使う歯ですが、乳歯は永久歯が萌えてくるまでの歯です。永久歯よりも歯の構造が簡単になります。そのために、虫歯になりやすいし、痛くもなりやすい歯です。
②乳歯は交換します
乳歯は交換する歯なので、一生持たせるだけの治療はする必要がありません。すなわち、永久歯とは治療方法が違います。永久歯ほどしっかりと削らなくてもいいし、詰め物も永久歯とは違ってきます。
③乳歯は永久歯がきれいに萌えるための隙間を確保してくれます
乳歯の奥歯は、その下から萌えてくる永久歯よりもサイズが大きいのです。なぜならば、その下から萌えてくる永久歯のための隙間を確保しているからです。乳歯を早くに喪失すると永久歯がきれいに並べることが出来なくなってしまいます。
上手に歯磨きができるようにサポートします!
しっかりと、お子様のお口を守るためには、歯磨きは一番重要です。しかし、お母様が仕上げ磨きなどされるかと思うのですが、暴れたりしてなかなか磨けなかったりしませんか?
しかも、お母様が仕上げ磨きをされても、残念ながらしっかりと磨けていないことが多いのです。
しかも、幼稚園や小学校にいくようになれば、いつまでもお母様が磨いてあげる訳にもいきません。そのため、お子様にもしっかりと正しい歯磨きの仕方を教えるのは、とても大切なことです。
ふかみスマイル歯科では、全てのお子様に正しい歯磨きのやり方を、優しく丁寧に、根気強くお教えします。そして、ほとんどの多くのお子様が自分一人でしっかりと歯を磨けるようになるのです。
子供の頃からの予防で、将来もずっと健康に!
当院では、治療だけでなく小児の予防にも力を入れています。
健康な口の中を守るには、特に、お子様の頃から定期的なメンテナンスに通うことはとても重要です。しっかりと治療を行う事だけでなく、しっかりとむし歯にならないようにすることが重要なのです。
また、子供の頃から歯科医院に定期的に通う習慣を付けておくと、歯科医院へ行く事への抵抗がなくなっていきます。
そうすることで、自分の歯に対する意識が自然と上がり、大人になってからも「自分の歯を大切にしよう!」という気持ちを持ち続け、健康なお口を保つことにつながります。
私たちが、お子様の将来の健康を守るため、サポートをさせていただきます!