インプラント治療にデジタル化でどう進化したの?

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インプラント治療にデジタル化でどう進化したの?

2022年03月03日│院長・スタッフ│

デジタル化とは、アナログデータをサンプリングしてコンピューターで処理可能なデータへと変換する処理であり、デジタル化によりデータの再現性が担保されデータ通信や保存が簡便になり、データ利用が効率化されます。
これらの利点を歯科医療で活用することにより、従来の方法ではなし得なかった新しいワークフローが創出され、口腔内スキャナーやジルコニア(人工ダイヤモンド)を用いた方法は代表的な方法と言えます。
デジタル化によって創出された新たなワークフローの現状と将来の可能性があります。
一つにインプラント治療におけるデジタルワークフローがあります。
インプラント治療においては治療の起点となる診断用CTレントゲンデータが比較的早期にデジタル化され、DICOMデータを用いて3次元構築画像がインプラント埋入ポジションをシュミレーションするために広く活用しています。ディスプレイ上で立体表示される3次元画像は360度の全方位からの観察、任意の断層画面の表示が可能であり専用のソフトウェアを用いてコンピュータ画面上でインプラント埋入シュミレーションを行うことが可能になりました。
さらにシュミレーションされたインプラント埋入を支援するためにサージカルガイドを製作しこれを用いたガイドサージェリーが一般化したばかりではなく、ナビゲーションシステムの実用化など新たな治療法が創出され、より安全な治療法が可能となりました。
その際デジタル印象を用いて直接口腔内スキャンを行えば、模型製作、模型スキャンといった手順を介さず、すべてをソフトウェア上の操作のみで遂行可能となります。つまり印象材を用いた印象採得、石膏模型製作、石膏模型製作、模型スキャンなどの作業が不要となりCTスキャン、デジタル印象、埋入プランニング、サージカルステントのデザイン、製作、ガイドサージェリーまで、フルデジタルワークフローで遂行できるようになりました。
インプラント上部構造製作においてもCAD/CAMによる製作が広く普及し従来型の歯科技工ワークフローにとって代わろうとしていています。もちろん、デジタル印象法により上部構造製作のためのワークフローも大きく変化しています。
インプラント上部構造のデジタル印象では従来法で必須だった個人トレーや、印象材、関連する技工材料が不要となるため、そのコストメリットは、クラウンブリッジなどの歯冠補綴装置よりも大きくなります。そればかりではなく、従来法では埋入されたインプラント体に印象用コーピングを締結したうえで、個人トレー印象を行うため特にお口の開けづらい患者さんには大きな負担を強いることがしばしばありましたが、口腔内スキャナを用いることによって不快感を軽減できるようになり、患者にも大きなメリットをもたらすこととなりました。
以上をふまえ当院ではインプラント治療にも積極的にデジタル技術を導入しています。
関心のある方はご連絡お待ちしております。

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