歯の着色の種類

  • 虫歯治療
  • 小児歯科
  • 親知らず治療
  • インプラント
  • 審美歯科
  • 歯周病治療
  • 予防歯科
  • ホワイトニング
  • マタニティ歯科
  • 小児矯正
  • 訪問歯科診療
患者様が驚く痛くない治療の秘密
初めての方へ
精密治療
マタニティ歯科
小児矯正
歯の豆知識
診療科目subject
医院メニューmenu

歯の着色の種類

2022年03月04日│院長・スタッフ│

皆さんは、鏡で自分の歯を見た時に変な色だな?と思ったことは、ありませんか?本来は、真っ白な状態の歯は、色々な原因により着色します。今回は、歯の着色をテーマに記事を書かせていただきます。
まず、原因として大きく以下の9つに分類されます。
① 飲み物由来

コーヒー、お茶、紅茶、ワインの飲みすぎで歯が茶褐色になることです。
PMTC(Professional Mechanical Tooth Cleaning)で除去が可能です。
② 詰め物や被せ物の金属由来
金属の詰め物、被せ物の周囲の歯や歯肉が暗褐色になることです。
③ 白い詰め物由来

白い詰め物と歯との間に段差がある部分が茶褐色になることです。
研磨をしたり、やり替えることで除去が可能です。
④ お薬由来
テトラサイクリン系という抗生剤の服用によって歯が暗褐色になることです。

⑤ 病気由来
重症新生児黄痰→青緑色
象牙質形成不全→オパール色
新生児メレナ→青紫色
ポルフィリン症→ピンク色
⑥細菌由来

歯の表面にできる点状または、帯状の黒色の点です。
SC(スケーリング、超音波による歯のお掃除)で除去可能です。
細菌には以下のようなものがいます。
P.gingivalis P.endodontalis P.intermedia P.nigrescens Pmelaninogeniva P.loescheii

⑦転倒などの外傷由来
帯状の白色、黄色、褐色
褐色は、神経が再生されて白い歯に戻ることもあるので「1年間は、経過観察」を行うこともあります。
⑧歯ぎしり由来
エナメル質が薄くなって中の象牙質が見える状態です。
⑨生えかわり由来
子供の歯がピンク色になります。後から生えてくる大人の歯には、影響はありません。

そして、着色している歯が乳歯か永久歯かで考えないといけないことも異なってきます。
①着色している歯が乳歯
石灰化開始時期が胎生期、歯冠完成は出生後1年以内であることから、母親の妊娠中のおける母体状態が重要となる。
②着色している歯が永久歯
幼児期の体調や先行乳歯の影響が考えられることから、幼児期の全身的既往歴および、口腔内の局所的既往が重要となる。

まとめ
歯の着色は、生え始めて間もない時に保護者のかたが気付くことにより来院することが多いです。生え始めて間もない歯は、完全な石灰化に至っておらず、対応によっては、小児の将来の口腔内環境を悪化させる要因になることがあり、歯の着色の原因を見極め、適切な対応をとることが、重要になります。歯の着色が気になることで、コンプレックスになることも考えられます。

当院は、定期健診でしっかりと着色の早期発見に努めております。
また、対応にも精通しております。
歯の着色を発見された場合や疑いなどがありましたら、是非当院の方までお越しください。

の記事一覧

歯の豆知識記事一覧

24時間かんたんインターネット予約はこちら(初診の方のみ)
  • ご予約のお電話はこちら
  • お問い合わせフォームはこちら
カテゴリ一覧category
記事一覧articles
地図・交通案内access

〒737-0076

広島県呉市吾妻2-9-29