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2025年02月03日│院長・スタッフ│

親知らず、ってどんな歯?
「親知らず」という言葉を聞いたことがある方は多いと思いますが、それが具体的にどのような歯なのかを詳しく知っている方は少ないかもしれません。今回は、親知らずとは何か、その役割や問題点、抜歯が必要なケース、そしてそのケアについて分かりやすく説明します。

親知らずとは?
親知らずは、正式には第三大臼歯と呼ばれる歯で、前から8番目の歯です。一般的に10代後半から20代前半に生えてくるため、「親が気づかないうちに生える」という意味から「親知らず」と呼ばれるようになりました。
親知らずは通常、上下左右の4本あります。ただし、個人差があり、1本も生えてこない人もいれば、すべて生える人もいるなど個人差があります。
過去の人類は硬いものを噛む必要があり、大きな顎とそれを支える多くの歯が必要でした。しかし、進化の過程で顎が小さくなり、柔らかい食べ物を食べる生活に適応したため、親知らずは役割を失いつつあります。その結果、多くの人にとって親知らずは「余分な歯」となりがちです。

親知らずが問題になる理由
親知らずが問題視されるのは、その位置や生え方が原因です。現代の人の顎は以前に比べて小さいため、親知らずが正しい位置に生えるスペースがない場合が多いのです。その結果、以下のような問題が起こることがあります。
1.斜めや横向きに生える
正しい位置に生えない場合、隣の歯に押し付けられるような形で斜めや横向きに生えてしまいます。これにより、隣の歯に悪影響を及ぼしたり、歯列を乱したりすることがあります。
2.埋伏(埋まったままの状態)
親知らずが完全に生えきらず、歯ぐきの中に一部埋まった状態になることがあります。この状態では、歯ぐきの隙間に食べ物が詰まりやすく、細菌が繁殖して炎症を引き起こしやすくなります。
3.虫歯や歯周病
親知らずは奥に位置するため、ブラッシングが難しく、虫歯や歯周病になりやすい部位です。さらに、親知らずだけでなく、隣接する歯にも影響を及ぼす場合があります。
4.痛みや腫れ
親知らずが生える際に周囲の歯ぐきや骨に圧力がかかったり、周囲歯肉の細菌感染によって炎症が起きて痛みや腫れを引き起こすことがあります。

親知らずを抜くべき場合とは?
すべての親知らずを抜く必要があるわけではありません。しかし、以下のような状況では、歯科医師の判断で抜歯が推奨されることが多いです。
1.虫歯や歯周病が進行している
親知らずが清掃しづらいために虫歯や歯周病が発生している場合、治療が難しいため抜歯が選択されることがあります。
2.歯並びに影響がある
親知らずが斜めに生えることで、隣の歯を押し出して歯並びが悪くなる場合があります。特に矯正治療を行っている場合は、親知らずの抜歯が勧められることがあります。
3.痛みや炎症がある
繰り返し炎症や痛みが起きる場合、親知らずを抜くことで問題を解消できることがあります。
4.完全に埋まっている場合
埋まった状態の親知らずは、歯ぐきの下で嚢胞(のうほう:液体がたまる袋)を形成したり、骨を圧迫したりすることがあります。このようなリスクがある場合も抜歯が勧められます。

親知らずを抜かない場合もある?
親知らずがしっかりと生えており、周囲の歯や歯ぐきに悪影響がなく、清掃が可能な場合は、抜歯せずそのままにすることもあります。また、高齢者や持病がある方の場合、歯の移植にmp血いることができる場合なども抜かない場合があります。

抜歯の流れと注意点
親知らずの抜歯は一般的な治療ですが、場合によっては歯科口腔外科の専門医による処置が必要になることもあります。以下は親知らずの抜歯の一般的な流れです。
1.事前診断
レントゲン撮影を行い、親知らずの位置や周囲の状態を確認します。
2.局所麻酔
抜歯の際は局所麻酔を使用するため、痛みはほとんど感じません。
3.抜歯
親知らずが埋伏してたり、横向きに生えている場合は歯ぐきを切開し、歯を分割して抜く場合もあります。
4.抜歯後のケア
抜歯後は、傷口を清潔に保つことが重要です。歯科医の指示に従い、処方された薬を使用してください。

親知らずのケアと予防
親知らずが生えている場合でも、しっかりとケアすることで虫歯や歯周病を予防できます。
1.ブラッシングを徹底する
奥の歯まで丁寧に磨くことが大切です。歯間ブラシやデンタルフロスも活用しましょう。
2.定期検診を受ける
親知らずが問題を引き起こしていないかをチェックするため、定期的に歯科検診を受けることをおすすめします。

親知らずは多くの人にとって「余分な歯」と感じられることが多いですが、状況によっては特に問題を引き起こさない場合もあります。一方で、親知らずが原因で痛みや炎症が生じることも少なくありません。
大切なのは、親知らずの状態を正確に把握し、必要に応じて早めに対処することです。気になる症状がある場合や、親知らずが生えてきたと感じたら、ぜひ当院で相談してみてください。
親知らずの健康管理は、全体の口腔健康にもつながります。歯科検診を定期的に受けて、大切な歯を守りましょう!


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