ふかみスマイル歯科の「スキャナー」どんなものがあるの～iTero（アイテロ）～

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ふかみスマイル歯科の「スキャナー」どんなものがあるの～iTero（アイテロ）～

2022年08月24日│院長・スタッフ│

ふかみスマイル歯科の「スキャナー」どんなものがあるの～iTero（アイテロ）～

当院で導入しているスキャナーのもう一つがが「iTero（アイテロ）」です

当院では主に２つの目的で使用しています
1つ目がアイテロは主にアライナー矯正（マウスピース矯正）で用いています。
アイテロはアライナー矯正のインビザラインを作成する専用の口腔内スキャナーになります。
インビザラインにおける光学印象は、アイテロ以外受け付けていないし、他のメーカーのスキャンデータはインビザラインで使用できません。
2つめが虫歯の診査の際、近赤外線（NIRI）を用いて初期虫歯の判断に用います
近赤外線とは電磁波の中に私たちの目で見える歯にを可視光線といい、波長が短いものにX線があります。波長が長いものに赤外線があり、太陽光に含まれる光のため、短時間の使用の安全性は高い。
近赤外線は紫外線の5倍も皮膚に浸透するので、この性質により軟組織を通過し、硬組織の診査が可能になります。X線のような被曝がなく、初期の虫歯の判別に非常に有効です。

アイテロを使ったインビザライン製作の流れは以下の通りになります。
① 光学印象従来のシリコン印象（ゴムの歯型取り）に比べて不快感が少なく、寸法精度が高いのが特徴です。部分での撮り直しが可能になります
② スキャンデータをクラウドに転送する：クラウド上にスキャンデータを7年間保管する
③ クリンチェック上で治療のデザインを行う：矯正のシュミレーションソフト上で治療計画を作成していく。従来の矯正と一番違うところは、術前に術後の歯の位置を0.1㎜単位で設定できる所にあります。そのことで治療の精度は上がり、おおよその治療期間がわかります
④ アライナーの発送：一週間で工場からアライナーが発送されます
⑤ 治療開始：初回はアタッチメント（歯につける白い詰め物）をコンポジットレジンで装着し、IPR（歯牙隣接面削除）を行います。その後アライナー矯正の注意点（一日20時間以上の装着、食事の時と歯を磨くとき以外は装着等）を伝えます
⑥ モニタリング：1か月に1回程度の頻度で来院して頂きます。その際アタッチメントの脱落の有無や計画通り歯が動いているか確認します。順調に動いていれば次回来院時までのアライナーを渡します。
⑦ 保定：計画通り歯が動いた後は保定を行います。矯正で歯を動かした後は後戻り（元に戻る力が生じる）の可能性があるため、矯正完了後の歯並びの維持を目的にリテイナーを入れます

このように当院ではマウスピース矯正を行っており、マウスピース矯正の中でもトップシェアの「インビザライン」作成の専用機であるアイテロを導入しています
ご興味のある方はご連絡お待ちしています。