マウスピース矯正中のトラブル、どうしたらいいの?

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マウスピース矯正中のトラブル、どうしたらいいの?

2022年11月30日│院長・スタッフ│

マウスピース矯正は、歯科医師が器具を着脱するワイヤー矯正とちがって、患者さん自身が矯正器具を外すことができます。それがマウスピース矯正の利点である一方で、気をつけて使用しないとトラブルに繋がることもあります。今回はマウスピース矯正中のトラブルについて、お伝えしていきます。

トラブルの中で最も多いものが、マウスピースをなくしてしまうことと、壊してしまうことです。
ではなぜマウスピースをなくしてしまうのでしょうか?原因がわかれば次からそれを未然に防げる可能性が高まります。

マウスピースを失くしてしまう時に、よくあるのが、マウスピースを外してティッシュにくるんで置いていたら、家族に捨てられた、自分で間違えて捨ててしまった、ということです。ティッシュにくるんでいるとゴミと間違えて捨ててしまいがちなので、マウスピースを使っていない時には必ず専用のケースに入れておきましょう。

愛犬に咬まれて壊されるパターンもあります。犬は飼い主の唾液のにおいを好む習性があるそうです。愛犬にマウスピースを咬まれないよう、犬の届かないところに保管するようにしてください。

外出中や旅行中になくしてしまうこともあります。旅行中は普段の過ごし方と違うため、紛失のリスクが高まります。旅行中になくしてしまった場合は、すぐに来院ができなかったりして、対応が遅れてしまうこともあるので、できれば今使っているマウスピースに加えて、ひとつ前のステージのものも持っていくと、失くしてしまったときに安心です。外食している時にマウスピースを外してティッシュにくるんでいると、店員さんが間違えて捨ててしまうこともありますので、こちらも気をつけましょう。

子供のマウスピース矯正で多いのが、マウスピースが気になってガジガジ咬んでしまって、変形させたり破損してしまうケースです。咬むと変形、破損してしまい矯正がうまくいかなくなってしまいます。何回もこういったことが続くと、マウスピース矯正を続けていくのが難しいと判断させていただくこともあります。くれぐれもマウスピースは咬まないようにしましょう。

ヒビが入ってしまったマウスピース

割れてしまったマウスピース
マウスピースを紛失、破損してしまった場合は、どのように対応すればいいのでしょうか?まずは、すぐに歯科医院に連絡するようにしてください。後戻りを防ぐために、ひとつ前のマウスピースを装着しておいてください。
ご来院時に、特に問題なければそのまま次のステージのマウスピースに進むこともありますが、それが難しい場合はまた新たにマウスピースを発注して治療の続きをすることもあります。

マウスピースはご自身で管理することがとても大切ですので、覚えておいてくださいね。
当院でマウスピース矯正をされている方は、もし紛失・破損してしまった場合は、すぐにご連絡ください。

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