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全身に影響を及ぼすことも・・・虫歯より怖い歯周病!

2019年07月31日│院長・スタッフ│

虫歯は「痛み」という症状があるので進行を自覚しやすいが、歯周病はかなり進行するまで症状が現れないためある意味怖いお口の疾患といえる。

歯を失う原因になるだけでなく、歯並びが悪くなって容貌が変わり更には全身に悪影響を及ぼすこともあります。

 

☆早期の予防と治療で進行を食い止めよう

「歯周病」とは炎症が歯茎に限定している歯肉炎と、歯槽骨を含めた歯周組織にまで炎症が広がった歯周炎の総称で、歯を支える土台である歯周組織が壊れる病気です。

若い頃歯並びが良かった人でも、歯周病が進行して歯槽骨が減少すると、食べ物を噛んだ時にかかる力で次第に歯並びが悪くなり、やがて容貌まで変わってしまうことがあります。

歯周病の初期にあたる歯肉炎の段階なら、歯科医院で歯垢(プラーク)や歯石をしっかり取り除いておけば後は生活習慣の改善と口腔内ケアという自分の努力で健康な歯肉を取り戻すことが可能です。

しかし歯周炎にまで進行していると歯と歯肉の間に「歯周ポケット」という溝ができてしまっているため、歯科医院での治療でなければ治せません。

歯周病の多くははっきりとした症状が出ないまま進行し数年かけて重症化していきます。

早い段階からの予防と治療が大切です。

 

☆全身疾患と歯周病には深い関係がある

歯周病は加齢と共にリスクが高まり、歯を失う大きな原因となるが、この他にも全身の様々な病気に悪影響を及ぼすことが近年明らかになってきた。

歯周病の原因となる歯周病菌が口腔内で増えると、それが血管を介して全身に広がります。

そして全身の様々な場所で微小な炎症を誘導し、多くの疾患の引き金になったり重症化させたりします。

もはや歯周病を治すことは全身疾患を治療することだともいえるのです。

 

中高年で一番注意が必要な生活習慣病の1つとして糖尿病があります。

歯周病を併発している糖尿病の患者さんは糖尿病を治療してもなかなか血糖値が下がらないこともあります。

歯周病には、糖尿病を悪化させる一面があります。

海外の論文では、糖尿病の患者さんに歯周病治療を3ヶ月行うと血糖値が平均0.4%低下することが知られています。

つまり歯周病を改善することによって糖尿病も改善されるということもあります。

 

厄介なのは逆に全身疾患が歯周病を進行させる場合も少なくないということです。

例えば糖尿病の場合血流が悪くなるために歯周組織に酸素や栄養が十分行き届かなくなり歯周病の原因となる菌が増える。

また全身の免疫力も低下して菌を排除する働きが弱くなり歯周病が重症化しやすくなります。

 

この他歯周病と関連が深い疾患に心血管系疾患、細菌性心内膜炎、誤嚥性肺炎、低体重児出産、糸球体腎炎、関節リウマチなどがあります。

 

歯周病を予防、治療することはこれらの疾患の予防、治療にもなることを覚えておきたいと思います。

 

 

 

 

 

 

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