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訪問歯科 Q and A

2018年11月25日│院長・スタッフ│

Q:口の中の汚れが重い病気につながると聞きました

 

A:特に高齢の方にとって口の中の汚れは命にもかかわる誤嚥性肺炎の原因になります。

近年高齢の方で肺炎を発症する人が増加しています。

高齢者にとって肺炎は恐ろしい病気で、送球に治療しなければ命にもかかわります。

肺炎には様々な分類がありますが、高齢者が発症する肺炎の多くは「誤嚥性肺炎」と呼ばれるものであり、口の中の汚れを原因として発症します。

汚れている口の中は、食べかすやそれを餌として繁殖した細菌であふれています。

「誤嚥」と言う言葉が示すとおり食事中の飲食物が機関に入る他、睡眠中の気づかないうちに唾液が気管に入ってしまうことがあります。

このことで肺に細菌が感染して肺炎を引き起こすのです。

高齢に加え脳血管障害などを発症した方は、嚥下機能が低下していることが多く見られるので特に注意が必要です。

誤嚥を完全に防ぐのは難しいため口腔ケアで口腔内を清潔に保ち適切な歯科治療を行って機能回復を心掛けることで誤嚥性肺炎の予防を目指していきます

 

Q:歯がな人でも口腔ケアが必要なのはなぜですか?

 

A:口の中は痰や細胞の死骸などで汚れているため正しいケアで汚れを取り除くことが大切です。

「歯磨きは虫歯を防ぐために行うもの」私達は歯磨きなどの口のケアに対しそうした考えを一般的に持っています。

そのため歯を全て失った方の口の中のケアと言われてもイメージが湧かないかもしれません。

それに対して実際に歯がない方ほど口腔ケアが必要となってきます。

たとえ歯が一切なくても口の中では唾液が分泌されるほかに痰が出たり、古い細胞の死骸が出たりします。

それらが下や口蓋にこびりつき口に中は汚れていきます。

これが口臭の元となり、更にはここで繁殖した細菌が肺炎の原因になることも多く見られます。

もともと口の中は唾液の自浄作用によってある程度は清掃されます。

一日に1000~1500mlほどの唾液が分泌され食べかすや細菌などを洗い流すと共に細菌で酸性になった口の中を中性に戻していくのです。

ただ唾液は舌を動かしたり食べ物を噛んだりするなど口の機能を使うことがきっかけで分泌されます。

そのため歯がないことや自らの口で栄養を摂れないことなどが原因で口をあまり動かしていない人は唾液の量もまた減少していきます。

結果として汚れがたまり、口臭を引き起こすことにもなってしまうのです。

そしてそういう状態のまま放置してしまうと汚れが壁のような状態になり口の中を覆ってしまいます。

すると次第に舌を動かしにくくなり、ほほの内側も汚れの壁に遮られて感覚が鈍ってしまいます

口を動かさなければ当然唾液の分泌量が更に減ってしまいます。

口の中が乾いてしまえば食事が困難になってしまいます。

口腔ケアで口の中の汚れを取り除くと同時に唾液も出やすくなるようサポートすることが健康のためには大切です。

 

 

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