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舌の癖が歯並びに悪影響と知っていますか?

2023年08月24日│院長・スタッフ│

自分の舌の動かし方や位置などに癖があるなど考えたことはありますか?しかも、それが歯並びの悪化に関与していると考えたことのある人は少ないと思います。しかし、実際には大きく影響を及ぼすことがあります。その例をここで紹介していこうと思います。
一つに舌突出癖というものがあります。これは安静時、食べ物、飲み物を飲みこむ時などに、正常ではない舌の動かし方をする癖のことです。正常ではないとは、生えてこない永久歯のスペースや、指しゃぶりの習慣が長く続いたことが原因でできた上下の歯の隙間に舌を突っ込んでしまうような舌の動きのことです。例として写真のような状態が挙げられます。この写真は舌を前歯の隙間に突っ込んでいる状態です。乳歯から永久歯への歯の生え変わりの時期にこのような癖があると、歯が正常に生えてくるのを舌が邪魔することにより前歯に隙間のある歯並びになってしまいます。このようになってしますと隙間によって前歯でものを噛み切ることができないなどの悪影響が出てしまいます。
お子さんにこのような癖が見られる場合どのように対応すればよいでしょうか。何事も、長期に渡って習慣的になった癖を改善させるのは簡単なことではありません。正しくない舌の位置を大人になるまで放置してしまうと、それを改善するのはとても難しくなります。
そのため、この舌突出癖が見つかった場合は小さい子どものうちに、なるべく早い時期に正しい舌の位置、正しいものの飲み込み方を覚え、それを習慣化していくことが大切になります。
そのための舌のトレーニングとしてMFTというものがあります。「Oral Myofunctional Therapy」の略称で、お口の周りの筋肉を正しい動きに改善をすることによって、歯並びと舌の癖を治していくトレーニングのことをいいます。舌突出癖がある場合は舌の正しい位置を覚える必要があるため、舌の先を上顎前翅の裏の付け根付近の「スポット」と呼ばれる丸い膨らみにおくスポットトレーニングというものや、舌を上顎に吸い上げた状態で奥にずらすドラッグバッグというものなど、いくつかの舌のトレーニングがあります。
このようなトレーニング以外にも、舌を前歯の間に入らないようにする矯正器具もあります。患者さんの状況により治療方法を選択する必要があります。当院においてもこのような歯並びの方の矯正治療も行なっておりますので、舌の癖があり歯並びが気になるようなことあればぜひ当院を受診してみてください。

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