CAD/CAMで何ができるのか?

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CAD/CAMで何ができるのか?

2022年02月03日│院長・スタッフ│

CAD/CAMで何ができるのか?

従来の補綴治療(差し歯を作る治療)は歯型を取るときにピンクの粘土(アルジネート印象)やゴム(シリコン印象)で行っていました。
その後石膏模型を作り蠟を用いて形を作り(ロストワックス法)、作った蠟の形をもう一度石膏で埋めて、その後金属を溶かして鋳造していき、鋳造した金属を研磨して差し歯が(補綴装置)完成します。
歯型取り(印象採得)から差し補綴装置)の完成は30年以上前に高いレベルでワークフローは完成されており、長きにわたり歯科治療の標準的な治療として用いられてきた。

CAD/CAMを用いることでワックスアップ、ワックスパターンの埋没、埋没体の割り出しという一連の作業が、口腔内のスキャン、ソフトウェア上のクラウンのデザイン、切削機での加工によって可能になり、歯科技工のワークフローがデジタル化されました。
具体的にはCAD/CAMのワークフローは、形態データーのスキャン、補綴装置のデザイン、デザインされた補綴装置の加工で構成され①ラボスキャナ、②CADソフトウェア③CAMソフトウェア、④切削または造形加工装置の4つの装置間でデーターの授受が生じる。
これによりワックスアップから鋳造までの製作過程に伴う医療材料や作業の煩雑さ、埋没材の硬化膨張や鋳造収縮に伴う寸法変化などの問題の多くが解決されたばかりだではなく、模型の形態やデザインされたクラウン形態のデジタル化により、データの保存、共有などの利便性が著しく向上しました。

口腔内スキャナで得られた形態データは、そのままCADソフトで利用可能であり、このデータを用いて補綴装置のデザインを行うことができる。したがってジルコニアなどの材料を用いれば従来の石膏模型は不要になる。
しかし審美的求から陶材築盛が必要な症例では歯科技工士が築盛作業を行うための作業模型が必要となる。
近年ではグラデーションカラーを有するジルコニアクラウンが開発され、審美領域へのジルコニアクラウンの適応範囲が拡大し、より多くの症例に対して模型を用いないで作成できるようになってきています。
現在歯科でもデジタル革命が起こっており大きく2つの流れがあります。

一つはマウスピース矯正で、もう一つが上記の口腔内スキャナを用いたジルコニア(人工ダイヤモンド)の応用があります。
当院では口腔内スキャナを用いてマウスピース矯正やジルコニアクラウンを行っているのでご興味ある方はご質問ください。

よろしくお願いします。

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