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歯周病を治す「SRP」とは?

2026年01月24日│院長・スタッフ│

歯周病を治す「SRP」とは?

歯科医師の田中です。「歯科医院で『今日はSRPをしましょう』と言われたけれど、普通の歯石取りと何が違うの?」 「少し時間がかかると言われたけれど、痛みはあるのかな?」

定期検診や歯周病の治療中に「SRP」という言葉を耳にすることがあるかもしれません。実は、SRPは歯周病を根本から治し、大切な歯を一生守るために欠かせない非常に重要なステップです。

今回は、SRPの仕組みから、メリット、治療の流れまで、患者様が気になるポイントを分かりやすく解説します。


1. SRPとは何の略?どんな治療?

SRPとは、**スケーリング(Scaling)ルートプレーニング(Root Planing)**という2つの処置を合わせた言葉です。

スケーリング(Scaling)

歯の表面(目に見える部分)や、歯ぐきの溝(歯周ポケット)の浅い部分に付着した「歯石」を専用の器具で除去することです。

ルートプレーニング(Root Planing)

「ルート(Root)=歯の根っこ」、「プレーニング(Planing)=平らに整える」という意味です。歯周ポケットの奥深くにある、細菌に汚染された歯の根っこの表面を削り取り、ツルツルに仕上げる処置を指します。


2. なぜ「普通の歯石取り」だけではダメなの?

「以前、短時間で歯石を取ってもらったことがある」という方もいらっしゃるでしょう。それは、歯ぐきの上にある見える汚れを取る「スケーリング」のみだった可能性があります。

しかし、歯周病が進んでいる場合、本当に悪さをしているのは**「歯ぐきの奥深くに隠れた歯石」**です。

歯ぐきの下の歯石(縁下歯石)の怖さ

歯ぐきの中に隠れている歯石は、血液を含んでいるため黒っぽく、非常に硬くこびりついています。ここには歯周病菌がびっしりと住み着いており、毒素を出し続けます。 この毒素が原因で:

  • 歯を支える骨が溶ける

  • 歯ぐきが腫れる・血が出る

  • 強い口臭が発生する

SRPは、この**「諸悪の根源」を徹底的に取り除く方法**なのです。下の写真は歯周病により抜歯した歯ですが、びっしりと縁下歯石が付いています。


3. SRPを行うメリット

SRPをしっかり行うことで、お口の中には劇的な変化が現れます。

  1. 歯ぐきが引き締まる 炎症の原因(細菌)がいなくなるため、ブヨブヨしていた歯ぐきがピンク色に引き締まり、出血が止まります。

  2. 歯周病の進行を止める 骨を溶かす原因を取り除くため、歯がグラグラするのを防ぎ、将来抜歯になるリスクを大幅に下げます。

  3. 口臭が改善される 歯周病菌が発する独特のガス(腐った玉ねぎのような臭い)が軽減されます。

  4. 全身疾患の予防 歯周病菌が血管を通って全身に回るのを防ぎ、糖尿病や心疾患などのリスク軽減につながります。


4. 治療の流れと「痛み」について

「奥深くを掃除するなら痛そう…」と不安に思う方も多いですが、ご安心ください。

治療のステップ

  1. 検査(プロービング) 歯周ポケットの深さを測り、どこにどれくらい歯石があるかを確認します。

  2. 麻酔(必要に応じて) 深い部分を触る際は、痛みを感じないように局所麻酔を行うこともあります。最近の麻酔は針が細く、痛みも最小限です。

  3. 清掃(スケーラーの使用) 「キュレット」と呼ばれる専用の器具や、超音波スケーラーを使って、丁寧に汚れを取り除きます。

  4. 再評価 その後、歯ぐきの状態がどれくらい改善したかを再度チェックします。

痛みについて

痛みができるだけないように処置を行い、もし痛みがあるとしたら麻酔を使用するため、治療中に強い痛みを感じることはほとんどありません。 治療後、一時的に「歯が浮いたような感覚」や「冷たいものがしみる」症状が出ることがありますが、これは汚れが取れて歯ぐきの腫れが引いた証拠です。違和感は数日でなくなっていきます。


5. SRPを受けた後の注意点

SRPは「お口の小手術」のようなものです。以下の点に気をつけて過ごしましょう。

  • 引き続きブラッシングを続ける:治療直後は少し血が出ることがありますが、優しく磨いて汚れを溜めないことが治癒への近道です。

  • 数回に分けて来院が必要:お口全体を一度にやると負担が大きいため、通常は4〜6回に分けて、1ブロックずつ丁寧に行います。


6. まとめ:SRPは「歯の寿命」を延ばす鍵

SRPは、目に見えない部分の掃除だからこそ、歯科衛生士や歯科医師の技術と丁寧さが求められる治療です。

「何度も通うのは大変」と感じるかもしれませんが、ここでしっかり根っこの掃除をしておけば、10年後、20年後に自分の歯でおいしく食事ができる可能性がグンと高まります。

当院では、患者様の痛みに配慮し痛みがあう場合は麻酔を行ったり、ルーペを使用するなど精度の高いSRPを行っております。歯ぐきの腫れや口臭が気になる方は、ぜひ一度ご相談ください。


次のステップ:あなたの歯周病リスクをチェックしませんか?

「自分の歯ぐきの状態が気になる」という方は、まずは歯周ポケット検査から始めましょう。

ぜひ当院にお問い合わせください。


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